Archive for 8月, 2017

広縁のある和室

先日訪れた友人宅には和室に広縁が設けられていました。今では縁側と言う言葉も懐かしささえ感じられます。広縁とは幅の広い縁側のことです。広縁があることで庭との一体感が高まります。ウッドデッキなどは室内の高さと揃えられることが多いのですが、友人宅の広縁は地面に近く、低くすることでより庭との一体感を感じられるように配慮されていました。

この広縁は和室の延長として利用されるほか、日向ぼっこをしたり、庭の景観を楽しみながらお茶をしたりいろいろな用途で使用することができます。天井には室内干しが設けられており、雨や雪などの悪天候時や夜の洗濯、外出して帰宅が遅くなる場合、花粉や大気汚染物質で屋外に洗濯物を干すのに抵抗を感じる時などに活躍してくれます。広縁の横には屋外用の洗濯物干場が設けられており、屋外の洗濯物をサッとここの室内干しへと移動させやすいため、急な雨でも洗濯物の移動がしやすくなりますし、取りこんだ洗濯物を一時置きすることができ、衣類がシワになりません。

和室と広縁の境にも建具を設けているため、室内干しを利用している時はここの建具で仕切っておけば衣類が目に入らないため生活感を感じさせません。和室を客間として利用することもできます。住宅の洋風化が進むことで和室は数を減らしています。しかし、友人宅の和室には広縁のある和室が広がり、昔ながらも懐かしく居心地のいい和室が広がり、改めて和室の居心地の良さを感じることができました。スペースに余裕があるならぜひ広縁のある和室を設けたいものですね。

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