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長期優良住宅

長期優良住宅とは、住宅を長期にわたり使用することによって、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図ることを目的としています。長期優良住宅と認定されるには7つの認定基準を満たさなければなりません。

まず一つ目が、劣化対策(耐久性)です。世代を超えて住み継がれるレベルの耐久性能が必要です。二つ目は、住戸面積です。良好な居住水準を確保するために必要な規模を有することが求められます。三つ目は、維持管理・更新の容易性です。メンテナンスやリフォームしやすい家にしなければいけません。四つ目は、居住環境です。地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであることが求められます。

五つ目は、省エネルギー性です。断熱性能など、一定の省エネルギー性が確保されている必要性があります。六つ目は、耐震性です。大規模な地震に対して倒壊しにくい、またもしもの際も直しやすく、損傷が少なくて済む一定の耐震性が必要です。最後に、維持保全計画です。建築後の住宅維持保全の期間が30年以上です。図面仕様書等データで保管します。構造耐久上主要な部分、給配水管等について、仕様や点検など予定時期が指定されたものであることが求められます。

これら7つの認定基準を満たして初めて長期優良住宅と認定されます。認定を受けると住宅に関する税金の優遇措置がとられるのです。税制面からもバックアップしてくれるので長期優良住宅を希望する人も多いのです。

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中二階スペース

階段は一階と二階と繋いでくれる大事な通路として考えられていました。しかし、最近では階段をただの通路として考えるのではなく、一つの空間として考える家造りも多く取り入れられています。

例えば階段途中に設けられる踊り場スペースを少し広めに確保して中二階スペースを設けます。最近では階段がリビング内に設けられることが多く、この中二階スペースから一階のLDKが見渡せ、またLDKからもこの中二階スペースへと目が行き届くことで、空間の繋がりだけでなく、家族の互いの様子を把握しやすく、コミュニケーションを取りやすくなるのです。家族の一体感を得ながらも個々の時間を大切にすることもできる特別な空間となるのです。より多目的に利用できるようにカウンターを造りつけておいたり、壁厚を利用した壁面収納も設けておきます。

子ども達のスタディーコーナーとして利用させるにも最適です。リビングの一角で行うよりも、適度なこもり感から勉強への集中力も高まりますし、家族がそばにいる安心感もしっかり得られるのです。

壁面収納にはおもちゃや勉強道具、幼稚園グッツやランドセルなどを整理しておけばリビングに物が散らかりにくくもなります。子どもが成長すればこの中二階スペースは利用する機会も減ってきます。そうした時はパパの書斎スペースとして利用させるのもいいですし、ママのワークスペースとして利用させるのもいいでしょう。作業カウンターと収納スペースがあればそこで使用するものをきちんと片づけながらも、作業カウンターでは作業のしやすさを確保できます。二階で過ごす家族との繋がりも得られます。階段を一つの空間として大いに活躍させたいものです。

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広縁のある和室

我が家の新居の和室には懐かしさを感じさせる広縁を設けました。広縁とは、幅の広い縁側のことです。縁側という言葉も今では懐かしさを感じる人も多いのではないでしょうか。広縁のある和室は、昔ながらの居心地のいい和室が広がりますし、その先に広がる庭との一体感を感じることができます。ここで日向ぼっこをしたり、和室の延長として多目的に使用することもできます。

我が家は、庭との一体感を大切にしたかったので地面に近づくように低くしました。和室と広縁の境には段差があるのですが空間のメリハリが生まれており、広縁が地面に近いことで庭との一体化が高まっています。和室と広縁の境には建具を設けています。広縁の天井には室内物干しを設けています。雨などの悪天候時に洗濯物を干したり、夜洗濯物を干す場合に干し場に困らないようにしました。屋外で干している洗濯物をサッとここの室内物干しへと移動させることができるため、急な雨の時でも衣類の移動がスムーズに行えますし、夕方帰宅して洗濯物を取りこんですぐにたたまない時にはここに一時置きしておけば衣類にシワも入りません。建具を設けたことで、ここに衣類を干している場合、建具で仕切っておけば生活感を感じさせません。

来客時には客間としても利用できますし、宿泊ルームとしても気兼ねなく利用することができるのです。和室の延長として子どもが遊んだり、親子でゴロンと横になったり、多目的に使用でき、庭との一体感を得られることでアウトドアリビングを楽しめる空間でもあり、家事を円滑に行える環境でもある広縁は我が家の和室にはなくてはならないスペースになっているのです。

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片付けない子を変える

小学校5年生の片付け下手な男の子が、お母さんと一緒に自分の部屋を片付ける様子のレポートです。

学校の勉強は楽勝という子に、机の周りもちゃんと5年生になれているか、ちょっとチェックしてみない、と誘い、全ての物を机の上に集めました。すると、おもちゃや4年生の時の教科書、文集なども出てきました。
収納とは、使う物に指定席を設けて使いやすいように準備しておくことで、片付けは、使ったものを元の場所に戻すことなのだという事を、子どもに分かりやすく伝え、その上で、要る、要らないに分けることが整理することなのだと教えます。要るか要らないかの基準を、子ども自身に決めてもらうことも大切です。

そして要る物だけを残し、不要な物は溜めず、宝物や迷う物は一まとめにします。子供は分ける事が好きで、トランプなど遊びの中に分ける事が取り入れられています。片付けてではなく、分けては、楽しく片付けするための魔法の言葉です。
次に、物の置き場所を決めます。相談をしながら、勉強用、遊び用など目的別に分けていき、指定席に収めます。

最後に、思い出の物をしまいます。思い出の物は、親には要らないと思えても子どもには大事だったり、反対だったりする事もあります。誰のための思い出なのかをよく考えながら子どもと折り合いをつけ、ルールを作って片付けましょう。ルールは、量を決めて残すことです。決まった場所だけ、ひとつの箱だけというようにして、新しく入れるときは、中身を点検し、決めた量の中でやりくりします。

整理収納は分けること、片付けは元に戻すことという、シンプルなことです。親が押しつけてしまうことで嫌いという意識が生まれるのかも知れません。

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LDKのリモコンニッチ

壁の厚みを利用したニッチが非常に多く取り入れられるようになってきています。壁を凹ませ飾り棚として利用したり、収納スペースとして利用することができるのです。飾り棚としてのニッチは、空間はオシャレに、そして華やかにしてくれインテリアを高めてくれますし、収納スペースのニッチは収納不足の解消にも役立ちますし、トイレや洗面室など広さに限りのある空間でも気軽に取り入れることができるのです。

我が家の新居にもできるだけニッチを取り入れました。中でもLDKの中心部分の壁に設けたニッチがとても人気です。このニッチは大きさがあり、ニッチ内に棚を設け3つのゾーンに分けられています。

リビングには照明スイッチをはじめ、給湯スイッチやインターホンモニターや太陽光モニターなど壁に取り付けるものが多いです。これらをそのまま壁に取り付けると生活感が出やすく、ごちゃごちゃした印象になってしまうのですが、これらをニッチ内に設置することでスッキリと生活感を感じさせにくい空間が広がるのです。大きさのあるニッチの真ん中をこのリモコンニッチとして利用しています。

そしてその下にはニッチ内にコンセントを設けており、ここはスマホやタブレット、ゲーム機などの充電ステーションとして利用しています。そして、リモコンニッチの上部にはホワイトボードをニッチ内に貼り付けているのでメモ用紙を掲示したり、写真を飾ったりすることができています。壁の厚みを上手に活用させたいものです。

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ワインの瓶やコルクの使い方

ワインやシャンパンを堪能したあとの、瓶とコルクの使い方を楽しみましょう。

★コルクの使い方
ワインのコルク栓は、コルク樫という樹木の樹皮でできています。薄く削れば土壌改良剤として、観葉植物の鉢植えに盛ることができます。
コルクはカッターで簡単にカットできるので、縦半分に切ったコルクを3個、お皿とお皿の間に入れれば、クッション代わりになります。

また、箸置きや半分にカットしたコルクを接着した鍋敷き、更に大量のコルクを使ったコルクボードや壁など、コルクは再利用しやすいものです。
更に、横半分にカットして、その切り口にマグネットシートを接着して間にカードを挟んだカードスタンド、切り口に画鋲のお皿部分を接着剤で貼りつけたプッシュピンなど、コルクのもつ自然の風合いと、一つ一つ異なる刻印で味のあるマグネットやピンナップ道具として使えます。

★瓶を着色する
ワインの瓶は、ラベルを剥がせば素敵なガラス瓶として使えます。赤ワインは緑色のボトルがほとんどですが、ボジョレー・ヌーヴォーや、ロゼワイン、白ワインの瓶には透明な物が多いです。瓶の内側を着色してみましょう。

水性ペンキかポスターカラー、もしくはアクリルペイントなどを用意します。着色法は簡単で、色のついた液体を瓶の内側に流し込むだけです。液体の状態で着色具合が違い、クルクルと瓶を回したり揺すったりすることで、模様に変化が生まれます。2色の液体を入れるとマーブル模様ができることもあります。

出来上がったアートボトルは、テーブルや玄関の下駄箱の上、居間の棚などに飾り、パーティーやクリスマスを華やかに演出してみましょう。

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広縁のある和室

先日訪れた友人宅には和室に広縁が設けられていました。今では縁側と言う言葉も懐かしささえ感じられます。広縁とは幅の広い縁側のことです。広縁があることで庭との一体感が高まります。ウッドデッキなどは室内の高さと揃えられることが多いのですが、友人宅の広縁は地面に近く、低くすることでより庭との一体感を感じられるように配慮されていました。

この広縁は和室の延長として利用されるほか、日向ぼっこをしたり、庭の景観を楽しみながらお茶をしたりいろいろな用途で使用することができます。天井には室内干しが設けられており、雨や雪などの悪天候時や夜の洗濯、外出して帰宅が遅くなる場合、花粉や大気汚染物質で屋外に洗濯物を干すのに抵抗を感じる時などに活躍してくれます。広縁の横には屋外用の洗濯物干場が設けられており、屋外の洗濯物をサッとここの室内干しへと移動させやすいため、急な雨でも洗濯物の移動がしやすくなりますし、取りこんだ洗濯物を一時置きすることができ、衣類がシワになりません。

和室と広縁の境にも建具を設けているため、室内干しを利用している時はここの建具で仕切っておけば衣類が目に入らないため生活感を感じさせません。和室を客間として利用することもできます。住宅の洋風化が進むことで和室は数を減らしています。しかし、友人宅の和室には広縁のある和室が広がり、昔ながらも懐かしく居心地のいい和室が広がり、改めて和室の居心地の良さを感じることができました。スペースに余裕があるならぜひ広縁のある和室を設けたいものですね。

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スタディーコーナー

リビング学習は子どもの学力を向上させているというデータがあります。二階の自室でこもって勉強するよりも、家族が身近にいる環境で、生活音に囲まれて勉強をする方が勉強に集中できたり、分からないところや質問したいところを近くにいる親に聞きやすく、親子のコミュニケーションや触れ合いを大事にすることができるのです。

そのため高価な学習机を子ども部屋に購入するよりも、リビングやダイニングの一角にスタディーコーナーを設ける家庭が増えているのです。我が家の新居にも子どもがより勉強に集中できるスタディーコーナーをダイニングの窓際に設けました。窓際に設けたことで明るい環境で勉強ができます。

造り付けたカウンターは横幅を設け子ども達が二人並んで勉強が行えますし、親子で並んで宿題のチェックをしたりすることもできるのです。カウンターの下にはキャスター付き引き出し収納を設けました。キャスターがついているので移動ができ、サイドテーブルとして利用できますし、ランドセルを一時置きして教材の出し入れの際にも便利です。引き出し収納には勉強道具をしっかりと片づけられるのでスタディーコーナーを使わない時はカウンターの上をスッキリと片づけられるのです。

正面の壁にはマグネット壁紙を使用して時間割や学校からのプリントを掲示できるようにもしました。キッチンで家事をしながらも子どもが勉強している姿を確認でき、宿題のチェックもしやすくママにとっても魅力的なスペースとなっているのです。子どもが使わないときはパソコンスペースとして利用したり、その他の用途でも活躍しているカウンターなのです。

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小屋根裏収納

小屋根裏は、天井の高さ1.4m以下のものとされています。また小屋根裏収納の床面積は、小屋根裏を作る下の階の床面積の半分以下と決められているのです。このような条件がありますが、このデッドスペースを無駄にせず有効的に活用させたいものです。

ここに収納スペースを設けておけば、季節ものもアイテムや常時使わないものを置いておくのに便利です。また、子どもが成長するにつれて物がどんどん増えていくだけに、捨てられないものを収納しておくには最適の収納スペースとも言えるのです。ここには窓を複数設けておき通風できるようにしておけば、夏場は1、2階の熱気も逃げて快適さが増すのです。

私の友人宅には一目で見渡せるウォークインクローゼットを設けていました。伸びやかな天井高をそのままに活かしており、明かり取りや通風の窓は衣類が日焼けしないように足元部分に設けられていました。収納スペースとして重宝しているのはもちろん、旦那さんの書斎スペースとして利用しているようです。

このように書斎スペースとして利用するには、小屋根裏収納への行き来をどのように行うかが大きなカギを握っています。通常はハシゴでの行き来が多いのですが、ハシゴだと勾配が急で行き来のしずらさを感じるのです。固定階段で行き来ができるようにしておけば、物の出し入れもしやすいですし、高齢になった時でも体に負担なく利用できるようにもなるのです。屋根裏というデッドスペースを無駄にせず上手に活用させたいものですね。

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使いやすいコンセントの位置

電気のない時代、住まいを新築する時、電気配線など考えずにすみました。ご飯を炊くのにも、おかずを作るのにも、かまどで、火を使いますから、室内にキッチンをつくるのでなく、土間をつくるなど、間取りにも影響してきました。

現在、電気が普及してくると、キッチンは、土間ではなく、住まいの中に作ることもできるようになりました。多くの種類の電気調理機器もでき、採用されるようになると、料理の幅も広がっていきます。電気の恩恵は、キッチンだけではありません。住まいを明るく、素敵な雰囲気にしてくれる照明もそうです。家族の心を癒してくれて、豊かにしてくれる音響設備や映像設備もそうです。どんなに、生活が安全に便利に、そして、豊かになっていったか、はかり知れません。

私の後輩は、結婚を機に、地元に、新居を建てました。3年間付き合ったのですが、生活を共にしていませんでしたから、生活のパターンがよくわかりませんでした。今まで、彼女の朝食は和食でしたから、キッチンには、オーブントースターも、コーヒーメーカーもありません。そのため、キッチンのコンセントも十分でしたので、新築する時点で、電気配線やコンセントの数や位置について、深く考えませんでした。

しかし、設計担当者が女性で、主婦でしたので、彼女だけでなく、彼を交えて、色々な話をしてくれました。お陰で、キッチンのレイアウトや収納だけでなく、電気配線についても、とても配慮してくれました。例えば、対面キッチンですが、壁側に設置した電化製品の収納棚にも収納したまま、使用できるように、配線をしてくれましたし、カウンターの上でも、フードカッターやミキサーやコーヒーメーカーなども使うことができるように、コンセントを設置してくれました。彼女は全然思いつかなかったのですが、もし、ここにコンセントがなかったら、不便だったろうと思います。
相談してよかったと思いました。

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